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ワイモバ7/1値上げで家族4回線が年1.58万円増、安さのIIJmioか快適のahamoか

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ワイモバ7/1値上げで家族4回線が年1.58万円増、安さのIIJmioか快適のahamoか

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2026年7月1日、ワイモバイルが「シンプル2 S/M/L」を一斉に値上げします。値上げ幅は1回線あたり一律月330円。家族4回線で年1.58万円の純増です。

一方、IIJmio は3月1日に15GBプランを先行値下げ済み(音声SIM 1,800円 → 1,600円)。さらに本日5/14 の決算説明会で、谷脇社長が 「現時点で料金を改定する計画はない」 と明言しました。

値上げに動くなら、逃げ先は大きく2方向あります。とにかく安くするなら IIJmio昼の混雑でも止まらない通信品質を取るなら ahamo。わが家は後者を選びました。安さと快適、どちらを買うかという話です。

こうじ
こうじ

業界全体が値上げ方向に動いているなかで、IIJmio だけが逆方向に動いている珍しい局面です。短期と中長期の両方の材料を並べていきます。


ワイモバ 7/1 値上げ:家族4回線で年いくら増えるか

ワイモバ 7/1 値上げ:家族4回線で年いくら増えるか

ワイモバイルは公式の料金改定告知ページで、7月1日からの「シンプル2」3プラン値上げを案内しています(適用日 2026年7月1日)。

プラン容量旧料金新料金値上げ幅
シンプル2 S4GB2,365円2,695円+330円
シンプル2 M30GB4,015円4,345円+330円
シンプル2 L35GB5,115円5,445円+330円

S/M/L とも一律で税抜+300円(税込+330円)。プラン構成によらず1回線あたりの値上げ幅は同じです。

家族4回線(プラン構成不問)5年累計
4回線 × +330円+1,320円+15,840円+79,200円

月で見れば千円台ですが、5年累計で約8万円。家計の固定費は「単位時間あたり」と「累計」の両輪で見るのが定石です。値上げ理由は「通信インフラへの継続投資」「サポート体制維持」。値上げ後の料金で、ソフトバンク本回線品質込みの納得感が残るかが分かれ目になります。


IIJmio 側の事実:3/1 先行値下げ済み、社長「計画なし」明言

IIJmio 側の事実:3/1 先行値下げ済み、社長「計画なし」明言

こうじ
こうじ

ここから先は、他のブログではあまり書かれない部分です。「値上げに焦って動く前に、IIJmio 側で何が起きているか」を時系列で押さえてください。

3/1 に15GBプラン先行値下げ

IIJmio は3月1日付で、ギガプラン15GB の音声SIM を 1,800円 → 1,600円に値下げ済みです(▲200円)。データSIM・SMS対応SIM・eSIM 各種も同時改定。ワイモバ値上げの4ヶ月前に、すでに逆方向の動きを済ませていた時系列です。

5/14 決算:社長「料金を改定する計画はない」

本日5月14日、IIJ(IIJmio 親会社)の決算説明会で、谷脇社長が次のようにコメントしました。

「現時点で料金を改定するような計画はない」

MNO各社の値上げが続くなかでの発言です。「さらに下げる計画もないが、値上げの計画もない」という両義的な確認情報で、「今後さらに下がるから待つ」ことを保証する発言ではない点は誤読しないようにしたいところです。

業績は増収増益増配・MVNOシェア1位

事業継続性の文脈で、IIJ の2026年3月期通期業績にも触れます。売上 3,453億円(+9.0%)、営業利益 348億円(+15.7%)、当期利益 +21.4%、増配(年間配当 43円、+4円)。IIJmio ギガプランは 128.4万回線(前年比+16万)で、SIM型MVNO市場で首位を維持。

値下げ後も増収増益を維持できているのは、卸単価や運用コストの最適化が効いている裏返しです。「契約しても来年つぶれない」サービス継続性の確認として読んでください。

6/8 まで:ハッピープライスキャンペーン

並走している販促として、ハッピープライスキャンペーンが 2/3〜6/8 まで。15GBプランに25GBデータ増量+10分かけ放題が乗って、実質 月700円相当(最大6ヶ月間)になる重畳適用が可能です。動くなら、ひとつの最終便です。


中長期の構造的な値下げ余地:卸単価▲7.6% の意味

中長期の構造的な値下げ余地:卸単価▲7.6% の意味

ケータイWatch の決算記事だけでは見落としがちですが、IIJ 決算資料 P.26 Appendix にMVNOの生命線の数字が載っています。NTTドコモ モバイルデータ接続料、いわゆる卸単価の将来推移です。

年度卸単価(円/Mbps・月額)前年比
FY2610,931+0.5%
FY2710,104▲7.6%
FY289,488▲6.1%

MVNO はキャリアからこの単価で帯域を仕入れて再販しているため、卸単価が下がれば仕入れ原価が構造的に下がることになります。FY27〜FY28 で2年連続の下落見込み。

こうじ
こうじ

ここで重要な注記を一つだけ。卸単価の逓減はドコモ側の見込み数字で、IIJ がこれをそのままユーザー料金の値下げに転嫁するかは別問題です。マージン拡大に回す可能性も十分あります。「FY27 に値下げが来る」と断定できる根拠ではありません。

ただし論理的な順序として、「卸原価が下がる = 値下げの余地が生まれる」のは確か。中長期に値下げの構造的余地があるとは言える状況です。これは「今すぐ動かず1〜2年待つ」を選ぶ場合の根拠になります。仮に FY27 卸単価▲7.6% がそのまま転嫁されたとすると、15GB音声プランで120円前後の値下げに相当する線形換算(あくまで参考値)。


動くか、待つか:6/8 までの判断

動くか、待つか:6/8 までの判断

こうじ
こうじ

ここまでの材料を踏まえて、3つの選択肢を並べます。どれが正解という話ではなく、家庭ごとに合うものを選ぶための整理です。

安さを取る:IIJmioへ動く

向いている人:通信費を今すぐ下げたい/ハッピープライスキャンペーンの重畳を取りに行きたい/通信品質はある程度妥協できる(都市部中心の生活なら実害が出にくい)。

ハッピープライスキャンペーンの中身(条件・割引適用後の金額・運用イメージ)は別記事に詳しくまとめています。

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注意点:IIJmio はMVNOのため、昼12時台など混雑時間帯はキャリア直回線より速度が落ちる傾向。ワイモバの「ソフトバンク本回線品質」を捨てる判断になります。なぜ MVNO は昼に遅くなるのか、その仕組みは技術面からこちらに整理しました。

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申込手順は既存記事に詳しく書いています。

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ただし下で触れるとおり、わが家は「安さ」ではなく「快適さ」を取って ahamo にしました。

快適を取る:ahamo へ動く(わが家の結論)

向いている人:昼12時台の速度低下や、旅行先での電波にストレスを感じている/多少お金をかけても通信品質と安心を取りたい。

IIJmio はMVNOのため、混雑時間帯はキャリア直回線より速度が落ちます。これは構造的な仕様で、安さと引き換えに受け入れる部分です。わが家はこの「昼の遅さ」と「子どもの動画が止まる」ストレスが上回ったため、夫婦回線を ahamo(ドコモ回線・30GB 月額2,970円・税込) に移し、子ども回線は IIJmio に残すハイブリッド構成にしました。家族4回線で月+3,100円程度の上乗せですが、その分「昼でも止まらない」を買った形です。

ahamo は契約事務手数料0円・申込みオンライン完結。乗り換え手順と家計試算の実際は、わが家の体験記事に詳しくまとめています。

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待つ(残ってFY27 以降を待つ)

向いている人:今すぐ動く時間が取れない/卸単価▲7.6% の構造論を信じる/待っている間の値上げ分(年1.58万円×1〜2年)は機会損失として受け入れる覚悟がある。

注意点:卸単価下落がユーザー料金に転嫁される保証はない。「待ち損」のリスクもあります。

第3の道(残るが構成を見直す)

通信品質は譲りたくないが手は打ちたい人向け。ワイモバ内でプラン変更(M→Sなど容量見直し)/家族割・おうち割光セットの適用漏れ再確認/子ども回線だけ IIJmio のデータSIMに分離、といった部分最適も成立します。

年・3年・5年の累計差額を一度自分の家庭の数字で計算してから決めるのが、結局いちばん納得感が残ります。

家族4回線で IIJmio を運用する具体イメージや、ワイモバとは別のMVNOとの比較は、こちらが詳しいです。

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一次ソース

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