IIJmio から ahamo 乗り換え手順──1日50円で通信ストレスが無くなりました
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第1弾で「IIJmio→ahamo に乗り換えた4つの理由」を、第2弾で「なぜ MVNO は昼に遅いのか」を技術面から整理しました。3つめの今回は「実際にどう乗り換えるか」と、家族4回線をどう組み直すかの話です。
結論を先に置きます。我が家は全員 ahamo にはせず、「夫婦は ahamo・子どもは IIJmio に残す」というハイブリッド戦略を取りました。月額の合計は4,450円から約7,550円へ、家族で+3,100円程度です。
→ 申し込みの全体像をahamo公式で確認する(事務手数料0円・オンライン完結)
乗り換え前の準備と ahamo 申込み手順

ahamo はオンライン完結のプランです。事前準備さえ揃えば、手続き自体は1-2時間程度で終わります。
事前に揃えておく3つ
- dアカウント:docomo のサイトから無料発行できます。過去に dポイントクラブ等を使ったことがあれば既に持っているはずです。
- 本人確認書類:運転免許証またはマイナンバーカード。スマホで撮影してアップロードします。
- 本人名義のクレジットカードまたは口座情報:支払い方法の登録に必要。
MNP の方式は2つ:ワンストップ方式(推奨)と従来方式
ahamo に「いまの電話番号のまま」乗り換える方法は、現在2通りあります。
MNPワンストップ方式(現在の主流・推奨):IIJmio・ahamo の両方が対応している新しい方式です。MNP予約番号の発行・取得が不要で、ahamo の申込みフォームで「IIJmio から乗り換え」を選び、本人確認を通すと自動でMNP処理が完了します。発行待ちの数日が消えるのが最大のメリットです。
従来方式(MNP予約番号を取得して申込む):IIJmio で予約番号を発行→ahamo に申込み時に入力、という旧来の流れ。何らかの理由でワンストップが使えない場合のフォールバックとして残ります。
急いでいるならワンストップ方式が早いです。従来方式は予約番号発行に最大4日かかるため、出発日が迫っているケースではワンストップ方式を選んでください。
従来方式:IIJmio で MNP 予約番号を取得する
ワンストップ方式が使えない場合に備えて、従来方式の手順もまとめておきます。
流れは、IIJmio 会員ページにログイン→「ご契約内容の変更」→「他社へのMNP転出のお手続き」を選択→対象 SIM を指定して発行依頼、です。
発行完了までの目安は、IIJmio 公式に「最大4日程度」と記載があります。多くの場合はもっと早く出ますが、計画は「4日かかる前提」で逆算するのが安全です。予約番号の有効期限は15日、ahamo 申込み時は残り10日以上必要です。
「予約番号を取れば即解約」ではありません。ahamo 側で開通手続きが完了したタイミングで、IIJmio が自動解約されます。発行しただけでは IIJmio は使い続けられます。
ahamo をオンラインで申込む
ahamo 公式サイトから申込みます。フローは「乗り換え(MNP)を選択→MNP方式の選択(ワンストップ/予約番号入力)→プラン選択→dアカウントログイン→本人確認書類アップロード→支払い方法登録→申込み完了」の順。ワンストップ方式なら予約番号の入力欄をスキップでき、従来方式なら予約番号と現在の電話番号を入力します。申込みから1-2時間で eSIM プロファイル(または物理SIMならおおむね2〜3営業日で SIM カード)が届きます。
SIM 受け取りと開通設定
eSIM なら申込み後すぐに QR コードが発行され、端末側で読み込めば開通できます。物理 SIM が届いたら同封の案内に従って Web から開通申請を出すと、数十分〜数時間で回線が切り替わります。
端末側の設定は、iPhoneなら SIM 差し替えで自動 APN 設定。Androidは多くの機種が自動設定で完了します。例外的に手動設定が必要な機種の場合は、APN(spmode.ne.jp)を設定してください。ahamo 公式に機種別ガイドがあるので、自分の端末を検索しておくと安心です。
詰まりやすいのは、従来方式を選んだ場合の「MNP 予約番号の発行に時間がかかる」ところです。対応機種ならばeSIMがおすすめです!
→ eSIM対応機種か含めて、申込手順をahamo公式で見る
ハイブリッド戦略:夫婦は ahamo・子どもは IIJmio

家族4人全員を ahamo にすると料金が一気に跳ねます。我が家がそうしなかったのは、子どもの使い方が30GBプランに釣り合わないからです。
我が家の家族構成は夫婦+小中学生の子ども2人。回線の使い方はこう分かれます。
- 夫婦:外出増・海外旅行・通勤時間帯の利用で月10GB超は当たり前。昼や駅で繋がらないのが効く層。
- 子ども(中1・小3):自宅は Wi-Fi 接続、外で動画を長時間見るわけでもなく、月の使用量は2〜5GB の範囲。
このギャップに対して「全員 ahamo」は明らかに過剰です。子どもの回線に2,970円を払うより、IIJmio の小容量プランに残した方が家計合理性は高い。第2弾で整理した「混雑時間帯に MVNO が遅くなる構造」は事実ですが、子どもがその時間帯にスマホで重い処理をしていないのも事実です。
家族内でも「構造の不便さが刺さる人」と「刺さらない人」が分かれる。前者だけ ahamo に動かし、後者は IIJmio を継続する、というのが我が家の答えになりました。
副次的に、IIJmio には「mio割」と呼ばれる家族割があり、同一の mio ID で2回線以上契約していると1回線あたり月100円割引が入ります。子ども2人を残せば2回線×100円=月200円を取りこぼさずに済みます。
IIJmio を「全否定して全員 ahamo へ」ではなく、家族の中で使い分ける。ストレスの大きい大人の回線だけ強化できます。
家計試算:4,450円から約7,550円へ(+3,100円程度)のリアル

数字を具体的に並べます。
現状(IIJmio 4回線・月4,450円)
- 自分:IIJmio ギガプラン5GB=950円
- 妻:IIJmio ギガプラン5GB=950円
- 長女(中1):IIJmio ギガプラン5GB=950円
- 長男(小3):IIJmio ギガプラン2GB=850円
- mio割(家族割・1回線100円):-400円(4回線×100円)
合計:4,450円/月(音声通話オプション等を含む実額ベース)
内訳は IIJmio 音声SIM 公式料金ベースの目安です。合計4,450円には音声通話オプション等を含む実額を反映しています。詳しい内訳はIIJmio の料金プラン解説記事に書きました。
家族4人で4,450円は、大手キャリアと比べれば半額以下の水準です。それでも第1弾の4つの理由が積み重なって動く判断になりました。
乗り換え後(ハイブリッド・月約7,550円)
- 自分:ahamo 30GB=2,970円(税込)
- 妻:ahamo 30GB=2,970円(税込)
- 長女(中1):IIJmio ギガプラン5GB=950円
- 長男(小3):IIJmio ギガプラン2GB=850円
- mio割(IIJmio 2回線継続・1回線100円):-200円
合計:約7,550円/月(ahamo 2,970×2 + IIJmio 2GB 850 + 5GB 950 - mio割200 = 7,540円。音声通話オプション等継続の実額として約7,550円表記)。差額は+3,100円程度/月、年間でおよそ3万7千円のアップです。
差額をどう解釈するか
家計目線で月3,100円は無視できる額ではありません。ただ、内訳はこうなります。
- 夫婦2人分で+3,100円程度(1人あたり+1,550円程度)
- 子ども回線は据え置き
- 通信ストレス(昼の遅さ・海外で使えない・タワマン高層階の docomo 縛り)を全部解消
我が家は「夫婦1人あたり月1,500円台で、通信ストレスを4種類同時に外せる」と捉えました。1日換算で1人50円程度。ここは家庭ごとに答えが分かれる部分です。通信のストレスをあまり感じていない家庭であれば、IIJmio 据え置きの方が合理的なはずです。
もし通信で止まるくらいなら50円、100円払ってもいい!という感覚ならこの選択はアリだと思います!→ ahamoの最新キャンペーン条件と申込手順を公式で確認する(海外91の国と地域でそのまま使える)
実施されている例として、他社からの乗り換えで dポイント(期間・用途限定)が進呈されるキャンペーンがあります(時期により条件・金額が変動)。最新条件は公式サイトでご確認ください。仮に2万円相当の進呈であれば、月+3,100円の年間3万7千円に対して約半年分の差額を吸収する規模になります。
夏の家族旅行までの最短スケジュール

我が家の場合、乗り換えのきっかけはGWの家族での韓国旅行に合わせてでした。これから夏に海外旅行に行かれる方は以下のような日程は想定しておいた方がいいでしょう(従来方式を選んだ場合の最長日程)。
- −10日:IIJmio で MNP 予約番号を発行依頼(最大4日かかる前提)
- −6日:予約番号が出たら ahamo に申込み(オンラインで完結)
- −4日〜−2日:SIM カード到着(または eSIM プロファイル発行)
- −2日〜出発前日:開通手続き・端末設定・現地利用テスト
正味10日あれば終わる工程ですが、申込みの混雑や本人確認の不備で予定どおり進まない可能性もあります。本当は出発の2-3週間前から動けると安心です。ワンストップ方式なら予約番号発行の4日が消えるため、−6日スタートでも現実的に間に合います。
我が家は2026年GW韓国旅行のときに「直前準備が間に合わず、IIJmio のままで海外データに頼れなかった」苦い経験があります。同じことを夏で繰り返さないよう、今月中の手続き開始を一つの目安に置いています。
まとめ:手順より、家族の使い方に合わせた組み直しが本筋

ここまでで、ahamo への乗り換え手順、夫婦ahamo+子どもIIJmio のハイブリッド戦略、家計試算、旅行までの逆算スケジュールを一通り整理しました。
手順そのものは難しくありません。詰まる場所は、従来方式を選んだ場合の「予約番号の発行に最大4日かかる」くらいで、ワンストップ方式ならここも消えます。本筋になるのは、「家族内で誰を ahamo に動かし、誰を IIJmio に残すか」という設計の方なのではないでしょうか。
ahamo の公式仕様(30GB 月額2,970円(税込)/大盛りオプション(月額1,980円・税込)を追加で合計110GB/月額4,950円(税込)/海外91の国と地域で追加料金なしで30GBまで利用可能(ただし海外で最初にデータ通信を使った日から15日経過後の日本時間0時以降は最大128kbpsの速度制限)/契約事務手数料0円/申込はオンライン完結)は公式サイトで最新情報を確認してから手続きしてください。なお、通常の解約では違約金は発生しない。ただし2025年3月1日以降の新規契約回線については、1年以内の解約等で条件を満たすと1,100円(税込)が請求される場合がある。
ahamoの最新キャンペーン情報はこちら
一次ソース
- ahamo「料金プラン」公式ページ: https://ahamo.com/plan/index.html
- ahamo「海外データ通信」: https://ahamo.com/services/roaming/index.html
- ahamo「お申込み」公式ページ: https://ahamo.com/order/index.html
- IIJmio「他社へのMNP転出のお手続き」: https://www.iijmio.jp/hdc/guide/mnp_out.jsp
- IIJmio「ギガプラン」公式ページ: https://www.iijmio.jp/hdc/
- IIJmio「mio割(家族割)」: https://www.iijmio.jp/hdc/spec/family.jsp
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