ahamoは海外でそのまま使える──韓国で家族4人検証した設定と注意点
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「海外で1ヶ月、ahamoがそのまま使えた」という話を見かけて、本当かと半信半疑だった人は多いと思います。私もそうでした。海外でスマホを使うといえば、現地SIM・eSIM・ポケットWi-Fiの手配がこれまでの常識だったからです。
結論から言うと、ahamoは契約しているだけで、海外91の国と地域で追加料金なし・30GBまでデータ通信が使えます。別途の申込みも、海外用プランへの変更も要りません。私自身、2026年のゴールデンウィークに家族で韓国へ行き、ahamoを実際に検証してきました。
この記事では、「なぜ追加申込なしで使えるのか」という仕組みから、iPhone/Androidの設定手順、韓国で家族がどう使って30GBは足りたのか、15日制限などの注意点、そして「結局WiFiレンタルとどっちが安いのか」の家計試算までを順に並べます。WiFiレンタル業者の解説とは立場が違い、私はレンタルを売る側ではありません。家計を10年管理してきた目線で、フラットに並べます。
→ 海外91の国と地域・追加料金なしの仕様をahamo公式で確認する
数年間MVNO(格安SIM)を使ってきた身なので、「海外は別途手配」が体に染み付いていました。ahamoに乗り換えて、その前提が一つ消えたのは素直に驚きでした。
ahamoが海外で「そのまま使える」仕組み

そもそも、なぜ追加申込なしで海外で使えるのでしょうか。これは ahamo の海外データ通信がプランに最初から組み込まれているからです。docomo の国際ローミング網を使い、海外91の国と地域で、月額利用料無料・追加料金なしで30GBまで使えるよう設計されています。
普通のキャリアの海外ローミングは「1日いくら」「使う前に申込み」が基本です。ahamo はそこが違い、「契約している=海外でも使える状態」になっています。現地で特別な操作をしてプランを切り替える、といった手順がありません。
仕組みとして押さえておきたいのは、海外で使える30GBは国内のデータ量と合算される点です。ahamo の基本プランは30GB 月額2,970円(税込)。この30GBの枠を、国内で使っても海外で使っても同じ財布から減っていくイメージです。「海外専用に別枠で30GB付く」わけではありません。
技術的には docomo の国際ローミングに乗っているだけなのですが、「申込み不要・追加料金なし」というパッケージにした点が他社と違う部分です。利用者から見れば、難しいことを考えなくていい、ということになります。
なぜ私が ahamo に乗り換えたのか、海外利用を含めた4つの理由は別記事にまとめています。
iPhone/Androidの設定手順

やることは1つだけです。スマホの「データローミング」をオンにする。これだけで現地のネットワークにつながります。事前の申込みは不要です。
iPhone の場合(機種・iOSバージョンで名称が多少変わります):
- 「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「データローミング」をオン
Android の場合(機種・メーカーで名称が変わります):
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「データローミング」をオン
現地に着いたら、電源を入れてデータローミングをオンにすれば、自動的に使えるようになります。私は念のため、出発前にこの設定の場所だけ確認しておき、ソウルの空港に着いてから機内モードを解除してオンにしました。数十秒でアンテナが立ち、すぐにLINEが届いたのを覚えています。
ここで一つだけ注意があります。公式も案内している通り、無料Wi-Fiに接続しているつもりでも、データローミングがオンのまま海外データ通信が発生すると、その分は当月のデータ量を消費します。ホテルのWi-Fiにつないでいる間など、データ通信が不要なときはオフにしておくと無駄がありません。私は「移動中はオン・宿のWi-Fi圏内ではオフ」を基本にしていました。
実体験:GW韓国で家族4人どう使ったか・30GBは足りたか

2026年のゴールデンウィーク、家族4人(夫婦+子ども2人)で韓国へ行きました。ahamo を契約しているのは夫婦の2回線です。子どもたちは IIJmio のままなので、海外では私と妻のスマホをテザリングの親機として使う運用にしました。
実際の使い方はこんな具合です。
- 地図アプリで地下鉄の乗り換えと飲食店を常時確認
- 翻訳アプリ(カメラ翻訳でメニューを読む)を一日中
- 写真・動画を撮ってその場で家族グループに共有
- 子どもの待ち時間に動画を少し見せる
- ホテルではWi-Fiに切り替え(データローミングはオフ)
この使い方で、私のahamo回線は1日でせいぜい2GBでした。4泊5日の滞在で10GB前後に収まった計算です。妻も似たような消費量。30GBの枠に対してはかなり余裕があり、「残量を気にしながら使う」場面はありませんでした。動画を浴びるように見るのではなく、地図・翻訳・写真共有が中心なら、数日〜1週間程度の旅行で30GBが足りなくなる心配はまずないというのが実感です。
宿のWi-Fiでオフにする運用が効いていたと思います。ずっとオンのまま動画を流し続ければ話は別ですが、普通の観光の使い方なら30GBは十分でした。
なお、これはあくまで GW の韓国(数日間の滞在)で検証した範囲の話です。夏にアジア方面への旅行を予定していますが、そちらはまだ行っていないので「予定」とだけ書いておきます。滞在が長くなる場合は、次の章の15日制限が関わってきます。
注意点:15日制限・通話別料金・大盛りも海外は30GB

「そのまま使える」は本当ですが、知らないと困る制約が3つあります。ここは ahamo 公式で事実を確認した上で書きます。
1. 海外で15日を超えると速度制限がかかる
海外で最初にデータ通信を使った日から15日経過後の日本時間0時以降、通信速度が最大128kbpsに制限されます。たとえば4月1日に海外でデータ通信を始めた場合、4月15日までは通常利用でき、4月16日午前0時から制限がかかります。
注意したいのは、この制限はデータを追加購入しても解除されないこと。解除するには日本に帰国してデータ通信を行う必要があります。数日〜1週間の旅行なら関係ありませんが、2週間を超える長期滞在や、海外赴任のような使い方には向きません。
2. 通話は別料金(着信でも料金が発生)
海外データ通信は追加料金なしですが、通話は別扱いで料金が発生します。海外では電話を受ける(着信する)場合も着信料がかかります。SMSも海外からの送信は1通100円(受信は無料)です。連絡はLINEなどデータ通信でのやり取りを基本にすれば、ここはほぼ気にせず済みます。
3. 大盛り(110GB)に入っていても海外は30GBまで
ahamo には大盛りオプション(基本プラン2,970円+大盛り1,980円=合計4,950円(税込)で110GB)がありますが、大盛りに加入していても海外で使えるのは30GBまでです。30GBを超えると送受信最大1Mbpsに制限され、これもデータ追加購入では当月末まで解除されません。「大盛りだから海外でも110GB使える」と誤解しないようにしましょう。
裏を返せば、普通の旅行で30GBを使い切るのは難しいので、海外目的でわざわざ大盛りにする必要はない、ということでもあります。
WiFiレンタルと比較:どっちが安いか家計試算

ここが家計管理の目線で一番気になるところです。「ahamoで足りるのに、WiFiレンタルにお金を払う意味はあるのか」を試算してみます。
前提を、我が家のGW韓国旅行(4泊5日・家族4人)に置きます。
ポケットWi-Fiレンタルの相場は、韓国向けで1台あたり1日500〜1,000円程度(容量・業者で変動)。仮に1日700円・1台を家族で共有したとして、5日間で約3,500円です。受け取り・返却の手間と、バッテリー切れのリスク、台数を増やせばさらに費用がかかる点も実務上は無視できません。
一方 ahamo は、夫婦2回線がすでに毎月の基本料金(各2,970円)の中に海外30GBを含んでいるので、旅行のために追加で払うお金は0円です。テザリングで子どものスマホもつなげば、家族4人が追加費用なしでネットを使えます。
| 項目 | ポケットWi-Fiレンタル | ahamo(夫婦2回線) |
|---|---|---|
| 旅行用の追加費用 | 約3,500円(5日・1台) | 0円(基本料金に込み) |
| 受け取り・返却 | 必要 | 不要 |
| バッテリー管理 | 必要(充電切れリスク) | スマホ本体のみ |
| 同時に使える端末 | レンタル台数しだい | テザリングで複数台 |
もちろん、家族全員が格安SIMのままでahamo回線が1つも無い、という家庭ならWiFiレンタルやeSIMが選択肢になります。ただ、普段から1〜2回線をahamoにしておけば、旅行のたびの手配と追加費用が消える。これは年に複数回旅行する家庭ほど効いてきます。我が家が夫婦をahamoにした理由の一つが、まさにこれでした。
→ 海外も含めた30GB 月額2,970円(税込)の仕様をahamo公式で見る
実際に IIJmio から ahamo へ乗り換える手順と、「夫婦ahamo+子どもIIJmio」のハイブリッド家計試算は、別記事で詳しくまとめています。
よくある質問
Q. ahamoは海外で本当にそのまま使える?追加申込は必要?必要ありません。ahamoは契約しているだけで海外91の国と地域で追加料金なし・30GBまでデータ通信が使えます。月額利用料も無料で、別途の申込みも不要です。現地でスマホの「データローミング」をオンにすれば使えます。
Q. 海外で15日を超えるとどうなる?海外で最初にデータ通信を使った日から15日経過後の日本時間0時以降、通信速度が最大128kbpsに制限されます。この制限はデータ量を追加購入しても解除されず、日本に帰国してデータ通信を行うことで解除されます。
Q. ahamoの大盛り(110GB)に入っていれば海外でも110GB使える?使えません。大盛りに加入していても、海外で使えるのは30GBまでです。30GBを超えると送受信最大1Mbpsに制限され、データを追加購入しても当月末までは解除されません。
Q. 海外で韓国を使うときの設定は?iPhoneは「設定 > モバイル通信 > 通信のオプション > データローミング」をオン、Androidは「設定 > ネットワークとインターネット > モバイルネットワーク > データローミング」をオンにします(機種により名称は異なります)。事前の申込みは不要で、現地でこの設定をするだけで使えます。
Q. 海外での通話料は無料になる?なりません。海外データ通信は追加料金なしで使えますが、通話は別料金です。海外では電話を受ける(着信する)場合も着信料が発生します。データ通信とは別の扱いなので、連絡はLINEなどデータ通信でのやり取りが基本になります。
まとめ
ahamo は契約しているだけで、海外91の国と地域で追加料金なし・30GBまで使えます。現地でやることはデータローミングをオンにするだけ。GWの韓国旅行で家族4人で検証した範囲では、地図・翻訳・写真共有が中心の普通の旅行なら30GBは十分足りました。
一方で、15日を超えると速度制限がかかる・通話は別料金・大盛りでも海外は30GB上限、という制約は知っておく必要があります。長期滞在には別の手段を考えたほうがいいですが、数日〜1週間の旅行であれば、WiFiレンタルの手配と追加費用をまるごと省ける点で、普段から1〜2回線をahamoにしておく価値は十分にあると感じました。
ahamo の公式仕様(30GB 月額2,970円(税込)/海外91の国と地域で追加料金なしで30GBまで利用可能(ただし海外で最初にデータ通信を使った日から15日経過後の日本時間0時以降は最大128kbpsの速度制限)/契約事務手数料0円/申込はオンライン完結)は、最新情報を公式サイトで確認してから手続きしてください。なお、通常の解約では違約金は発生しませんが、短期解約など特定条件に該当する場合は1,100円(税込)の契約解除料が請求されることがあります。
ahamoの最新情報・お申し込みはこちら
一次ソース
- ahamo「海外データ通信」: https://ahamo.com/services/roaming-data/index.html
- ahamo「海外旅行にはahamoがおすすめ!海外91の国・地域でデータ通信が利用可能」: https://ahamo.com/special/roaming01/
- ahamo よくあるご質問「海外で15日以上利用できますか?」: https://faq.ahamo.com/faq/show/2442
- ahamo よくあるご質問「海外で利用時のデータ量・データ通信料を知りたい。【大盛り加入中の方】」: https://faq.ahamo.com/faq/show/2429
- ahamo「料金・データ量」(30GB 月額2,970円・大盛り+1,980円で110GB・事務手数料0円): https://ahamo.com/plan/index.html
- ahamo「海外ローミング」(着信料・SMS送信100円): https://ahamo.com/services/roaming/index.html
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