IIJmioのデメリット5つを正直に解説【それでも乗り換えを勧める理由】
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IIJmioをおすすめする記事をいくつか書いてきましたが、今回は逆の視点から書きます。
IIJmioには弱点があります。正直に伝えます。
私・こうじは材料系の研究開発職です。研究でも製品でも、良い面だけを見て判断するのは危険です。デメリットを把握した上で選択するのが合理的な判断、というのが20年現場で叩き込まれた感覚です。
この記事ではIIJmioの弱点を5つ挙げ、それが自分の家族に当てはまるかどうかを確認する材料にしてもらいます。
メリットだけ並べる記事より、デメリットも見て判断したほうが後悔しません。
デメリット① 昼の時間帯は速度が落ちることがある
格安SIMは大手キャリアから回線を「借りて」サービスを提供しています。お昼休みの12時〜13時は回線の混雑がピークになり、通信速度が低下することがあります。
どの程度落ちるのか?
IIJmioの場合、混雑時でも動画視聴・SNS・Webブラウジングは問題なくできるケースが多いです。
ただし、YouTubeの高画質(1080p)をストレスなく見続けるのは難しい時間帯があります。
対策
- 昼の動画視聴は720p以下に設定する
- 外出先でのビデオ会議はWi-Fiを優先する
- 在宅ワークの方は自宅Wi-Fiが基本なので、そもそも影響が小さい
日常の使い方では気にならない人が大半ですが、昼休みに仕事のビデオ通話をモバイル回線でこなしたい方は注意が必要です。
デメリット② 店舗がなく、対面サポートを受けられない
IIJmioは基本的にオンライン完結のサービスです。全国に店舗網を持つ大手キャリアのように、困ったときに近くの店舗へ駆け込む、ということができません。
家電量販店(ヨドバシカメラ・ビックカメラ等)の一部でIIJmioの契約手続きはできますが、通常の問い合わせや設定サポートは自分でやる必要があります。
対策
- IIJmioのチャットサポート・電話サポートを活用する
- 初期設定(APN設定など)は事前に手順を調べておく
- 不安なら、開通だけ家族や知人に手伝ってもらう
スマホの操作が苦手な方、設定で詰まりやすい方は、最初の開通設定を家族に手伝ってもらうと安心です。
一度設定してしまえば、その後はほぼ困ることはありません。最初の山だけ越えればOKです。
デメリット③ 支払い方法がクレジットカード・口座振替のみ
IIJmioの支払いはクレジットカードまたは口座振替(ゆうちょ銀行・銀行)のみです。コンビニ払いや現金払いには対応していません。
子ども名義で契約したい場合は、親のクレジットカードを登録する形になります。
対策
デビットカード(VISA・Mastercardブランド)は多くの場合使えます。クレジットカードを持っていない場合でも、銀行口座振替を選べば問題なく契約できます。
| 支払い手段 | 利用可否 | 補足 |
|---|---|---|
| クレジットカード | ○ | 本人名義 |
| デビットカード | ○ | 多くは可(要確認) |
| 銀行口座振替 | ○ | ゆうちょ・主要銀行 |
| コンビニ払い | × | 非対応 |
| 現金払い | × | 非対応 |
ほとんどの家庭ではこのデメリットは実害なしと考えて差し支えありません。
デメリット④ データ容量の上限を超えると速度制限がある
IIJmioは契約したデータ容量を使い切ると、速度が最大200kbpsに制限されます。LINEやメールなら使えますが、動画やSNSの閲覧には十分ではありません。
月の途中で速度が落ちた場合は、追加データ(220円/1GB)を購入するか、翌月のリセットまで待つことになります。
対策
- 利用状況はIIJmioマイページ/クーポンスイッチアプリでリアルタイム確認可能
- 家族の使用量を月初に確認する習慣をつける
- 繰り越しデータ(前月の余り)も翌月まで使えるので、毎月少し余らせるプラン設計が安全
子どもが動画を見すぎて月途中で速度制限がかかることがあります。10GBではなく15GBプランを選ぶ、またはWi-Fiでの視聴を習慣化するのが現実的な対処法です。
うちは「月初にデータ残量チェック」を家族の習慣にしています。研究で言うところの予実管理ですね。
デメリット⑤ 通話は別途オプションが必要(基本は有料)
IIJmioの音声SIMには通話機能が含まれていますが、通話料は22円/30秒です。大手キャリアの「かけ放題」に慣れている方には割高に感じるはずです。
頻繁に電話をかける方は、オプションの追加が必要です。
| オプション | 月額 | 内容 |
|---|---|---|
| 通話定額5分 | 220円 | 1回5分以内の通話が無制限無料 |
| 通話定額10分 | 550円 | 1回10分以内の通話が無制限無料 |
| かけ放題 | 1,100円 | 時間・回数無制限 |
また、IIJmioには「みおふぉんダイアル」という専用アプリがあり、このアプリ経由でかけると通常の半額(11円/30秒)になります。
電話を頻繁にかけない方なら、アプリを使うだけで十分なケースも多いです。
それでもIIJmioをおすすめする理由
5つのデメリットを挙げましたが、「致命的な欠点」はありません。
| デメリット | 深刻度 | 対処しやすさ |
|---|---|---|
| 昼の速度低下 | △ | ○(設定変更・Wi-Fi活用) |
| 店舗なし | △ | ○(初期設定さえ乗り越えれば無問題) |
| 支払方法の制限 | △ | ○(口座振替で解決) |
| データ上限あり | △ | ○(使用量管理・プラン選択で対応) |
| 通話オプション必要 | △ | ○(5分定額220円で多くは解決) |
どのデメリットも「慣れれば気にならない」か、「月数百円で解決できる」ものです。
一方で、月額コストの差は家族4人で年間30万円以上になることもあります。この数字は慣れても気にならない話ではなく、毎月の家計に直接影響します。
研究開発の現場では「リスクとリターンのバランス」で判断します。IIJmioのリスク(デメリット)は小さく、リターン(コスト削減)は大きい。この非対称性が、私がIIJmioを選んだ理由です。
研究でも投資でも、リスクとリターンの非対称性を見つけたら検討する価値は十分あります。
こんな人にはおすすめできない(正直な線引き)
公平を期して、IIJmioが向かない方も書いておきます。
- 昼休みに屋外でビデオ会議が必須の営業職など、業務でモバイル回線の安定性が生命線の方
- スマホの設定がまったくの未経験で、家族や知人に頼れる相手がいない方
- 毎日30分以上の通話を仕事で使う方(かけ放題前提なら他社も比較検討の余地あり)
逆に言えば、上記に当てはまらない大多数のご家庭では、IIJmioの弱点は許容範囲に収まるはずです。
なお、ここで挙げたデメリットのうち「昼の速度低下」がどうしても許容できない場合は、ahamo への乗り換えという選択肢もあります。わが家は夫婦回線だけ ahamo に動かし、子ども回線は IIJmio に残すハイブリッド構成にしました。乗り換え手順と家計試算は別記事に詳しくまとめています。
まとめ
IIJmioのデメリット5つをまとめます。
- 昼の速度低下 → Wi-Fi活用・画質設定で対応可
- 店舗なし → 初期設定を乗り越えればOK
- 支払方法の制限 → 口座振替対応あり
- データ上限あり → プラン選択と使用量管理で対応
- 通話オプション別途 → 5分定額220円で多くは解決
これらを把握した上でも「うちの家族には問題ない」と判断できるなら、乗り換えを検討する価値は十分あります。
メリットだけを並べて勧める記事は世の中に溢れていますが、弱点を直視した上で選んだ判断こそ後悔が少ない、というのが研究開発職としての実感です。
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