gold (更新: 2026/04/14)

【2026年4月改定】田中貴金属の純金積立、現物引き出し手数料が値上げ!50g以下の小分けは要注意

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2026年3月2日、国内最大手の田中貴金属工業より**「販売別途手数料」の改定**が発表されました。2026年4月1日より、主に50g以下の地金に関する手数料が値上がりします。

この値上げは新規購入時だけでなく、純金積立をしている人が「金地金として引き出す際」にかかる「バー指定手数料」にも適用されるという点に注意です。

有事の際に純金の地金を手元に持つため引き出そうか、と考えている方は、今回の改定内容で変わるコストをしっかり把握しておきましょう!

2026年4月より、純金積立の「現物引き出し(バー指定手数料)」が一部値上げへ

今回の改定は、製造コストや諸経費の上昇に伴うものです。「小サイズのバー」ほど値上げ幅が大きいというのがポイントです。

純金積立で積み立てた金を現物で引き出す場合、「バー指定手数料」がかかりますが、これも4月1日からの新料金が適用されます。

  • 改定適用日: 2026年4月1日(水)より

  • 対象: 金地金、プラチナ地金の販売別途手数料、およびバー指定手数料リスト

  • 改定適用日: 2026年4月1日(水)より

  • 対象: 金地金、プラチナ地金の販売別途手数料、およびバー指定手数料

5gと小さくても商品としては1つなので製造コスト管理コストもかかってしまいますね!

【新旧比較】値上げ対象は50g以下の引き出し。100g単位なら焦らなくてOK

では、具体的にどのサイズの手数料が上がるのでしょうか。新旧の手数料比較表(金地金)をご覧ください。

商品サイズ現行(~3/31)新手数料(4/1~)
1000g, 500g不要不要
300g, 200g, 100g16,500円16,500円(±0%)
50g8,800円13,200円(+50%)
20g, 10g, 5g4,400円8,800円(+100%)

※表は1本あたり・税込

ご覧の通り、100g以上のバーで引き出す場合の手数料が据え置きです。しかし、50g以下のバーに小分けして引き出そうとする場合、手数料は大幅にアップします。**特に5g〜20gの小サイズは、これまでの2倍(8,800円)**になるため影響が大きいです。

なお、今回の改定はあくまで「販売」および「現物引き出し」に伴うものであり、「買取(売却)手数料」に変更はありません

積み立てた金をそのまま現金化して引き出す場合は、この手数料はかかりません!

「引き出し手数料が高い?」金価格から割合を計算してわかった事実

**「ただでさえ手数料が高いのに、また値上げか…」と思われるかもしれません。そこで、現在の金価格(2026年3月3日時点:29,969円/g)をベースに、「引き出す金本体の価格に対して、手数料が何パーセントを占めるのか」**を計算してみました。

【3月3日時点の価格(29,969円/g)における手数料割合】

金地金重量地金価格の目安新手数料(4/1~)地手数料割合
1000g2996万円不要0%
500g1498万円不要0%
300g899万円16,500円0.18%
200g59916,500円0.28%
100g29916,500円0.55%
50g14913,200円0.88%
20g598,800円1.47%
10g298,800円2.94%
5g148,800円5.87%

このデータから、3つの事実が浮かび上がります。

  1. **5gや10gの小分けは「手数料負け」のリスク大:**5g(約14万円分)を引き出す場合、新しい手数料が約5.87%にも跳ね上がります。
  2. 50g(0.88%)までは許容範囲か? 実は、前回の手数料設定時(2025年10月)の金価格で計算しても、**50gの手数料割合は約0.81%**でした(改訂発表日10/8の金価格21632円/g)。金価格自体が大きく高騰しているため、実質的な負担割合としては以前とあまり変わっていません
  3. 100g(約0.55%)での引き出しが最もコスパが良い 100g(約299万円分)になれば手数料率は約0.55%まで下がり、かつ今回の値上げ対象外です。

もちろん、500g以上の方が手数料がなくていいですが、価格が1000万円を超えてきてしまうので保管リスクが高いです。

まとめ:小分けで現物化するなら3月中がお得!売却・継続の判断基準

もしあなたが、純金積立の残高を「50g以下のバー」で現物引き出し(または新規購入)しようと考えているなら、2026年3月31日までに手続きを済ませるのが断然お得です。

今回の改定を踏まえ、純金積立をどう扱うかの判断基準をまとめました。

  • 50g以下の現物が欲しい人: 手数料が上がる前の3月中に引き出し手続きを!
  • 100g以上の現物が欲しい人: 4月以降も手数料は変わらないため、自分のタイミングでOK。
  • 現金化したい人: 買取(売却)手数料は変わらないため、価格の動きを見て判断。
  • まだ引き出す予定がない人: そのまま積立を継続で問題なし。

長年コツコツ積み立ててきた大切な資産です。引き出し時の手数料(コスト)もしっかり計算して、最も損をしない出口戦略を選んでください!


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